ペルシャングループ「Del Nava」が始動しはじめた話、そして合唱本番、様々なイベントの振り返り
前々からペルシャ音楽のグループを作りたいと思っていましたが、イラン人の方から積極的に誘われ、今年初めに自然と音楽グループができました。
生徒さん2名とイラン人女性、私の4人(サントゥール、トンバク、歌)でイランのフォークを中心に演奏しています。
1人より2人、そして3人、4人、、、と人数が増えればやはりパワーは出てくるので、いまやこのグループを中心とした活動はクラシックやソロ活動での本番よりも多いです。えらいこっちゃ。
メンバーはまだ流動的で、本番ごとに追加している感じ。
演奏のクオリティはまだまだですが、場数を踏んで経験を重ねていければ数年後には面白いことになるんじゃないかな、、、と思っています。
以下9月~11月のイベントの振り返り。
まず、9月26日には箕面の多文化交流センターにて、ペルシャンダンスの方と一緒に本番がありました。
ダンスと音楽を30分ずつ、最後のレングの曲をダンサーと方と一緒に共演しました。
Del Navaではイランのフォークソングを演奏。生徒さん同士のデュオ、私とK君のデュオも。
次、10月18日に合唱コンクール?に出演。
なんとなくの流れで合唱しようということになり、Del Nava+イラン人や日本人の友人知人たちを加えスタートした合唱団、、、
イランの歌と日本の曲を1曲ずつ。イランの歌は「シェクフェ」という有名な歌。「花は春の風に乗って踊る 辺り一面は緑とバラ色に染まっている 花は期待に胸ふくらませ 真っ赤な唇(花びら)で朝にキスをする
草原で音楽のパーティーがはじまる 春の風が心地いい 風が吹いて花びらがシャワーのように舞う その香りで心が乱される 、、、」
大体こういう内容の歌詞をみんなで頑張ってペルシャ語で歌いました。訳は意訳です、、、
楽譜は手作り。採譜から始め、合唱用にアレンジし、指揮とピアノは友人に頼み、サントゥールパートも少し入れ、何とか茨木のクリエイトセンターにて「初演」(笑)されました。私もいい勉強になりました。合唱指導は難しい。
音楽を長くやっていると、専門以外にもアレンジ、指揮、歌、、など必要になってくるのです!
ピアニストのMちゃん、指揮のK君本当にありがとう。
日本の曲は「上を向いてあるこう」。こちらは日本語で。日本人とイラン人がともに異国の歌を歌うという、結果的にとてもいい国際交流となりました。(もちろんコロナ対策もしていましたよ。)
人数的に声量は足りてないので、ひっそりメンバー募集中です。。ペルシャ語の勉強にもなりますよ。本番があれば練習を始める感じのゆるい合唱団です。。
11月7日は1人でサントゥールソロ。
イラン人女性ヌーシンさんの女性の意識調査の研究発表のあとでサントゥールを演奏しました。
イランと日本の女性の感覚の違いなど、色々興味深かった。
11月23日も1人でサントゥール。
これはほとんど遊びにいったような感じ。11月7日のイベントで私の関学時代のオルガンの先輩に再会し、その方のクラフトビールのイベントで少し演奏。
私のオルガンの友達と後輩も参戦し、関学のオルガにストが4人集結するめずらしい事態となりました。
11月29日は京都でペルシャンコンサート。
9月26日とほぼ同じ構成ですが、新曲も少し。ダンサーの方とのコラボは楽しい。
アンサンブルも楽しい。Del Navaでも頑張りました。K君とのデュオも楽しい。このデュオ、実は「bulbul」という名前も付けているのですがあまり使ってない。。フォークの演奏も楽しいけれど、古典の演奏が自分の身体を最大限に使ってる感じがして、その緊張感が好き。しかしまだまだ学ぶことは多い。
夜の部ではイラン人留学生が来てくれていました。京都新聞の取材もありました。メヌシュさん、Ayakoさんありがとうございました。ダンスと音楽でまた3月にイベントがある予定です。
(内海)