2023.12.22 イランの冬至
2023.12.22
イランのシャベヤルダーでした。日本での冬至にあたるイベントです。「シャブ」は「夜」、「ヤルダー」は「誕生」、を意味します。
一年で一番長い夜を、ザクロやスイカを食べたり、ハーフェズの詩を朗読したりしながら皆で過ごし、新たな太陽の誕生を祝います。
この日は中央公会堂の大会議室にて、ペルシャンダンス、音楽の演奏、そして最後は皆でダンスをし、とても楽しい夜になりました!
出演者の皆様、ご来場下さいました皆様ありがとうございました。
そして、一緒に企画を進めてきたヌーシンさん、本当にありがとうございました。
日本の冬至では、南瓜を食べたり、柚子湯に入ったりしますが、イランのヤルダーではザクロやスイカ、きゅうり、ナッツ、ドライフルーツなどを食べます。夏の食べ物を冬に食べることによって無病息災を願うようです
最後にイラン中世の詩人、ハーフェズのヤルダーに関する詩を。
望みとは悲しみを取りさる事
心が赴くところに
悪魔が去ったその後を
天使が満たしてくれるだろう
賢をふりかざす者はシャベヤルダーの闇
だが、それもつかの間、
光は太陽とともにやってくる
恋する小鳥よ、生き長らえよ、
やがて庭は緑に
赤い薔薇が咲き乱れるまで
2024-07-14 | Posted in コンサート | No Comments »
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