サントゥール

サントゥールとは。

 

サントゥール(santour)はペルシャ(現在のイラン)の伝統楽器です。
聞きなれないマイナーな楽器ですが、イランでは現在も多くの人々に親しまれている楽器です。

サントゥールの写真台形の木箱に多弦を張った打弦楽器で、ピアノの祖先にあたる楽器とされています。

弦は全部で72本あり、4本の弦が1セットになっています。18コース72弦です。

その弦を2本の撥(mezrabメズラーブ)で叩いて演奏します。小さい外見ですが、音域は意外と広く幅広い表現が可能です。

(72本もあると調律が大変です。1時間はかかります。梅雨の季節は特に大変です。すぐに音が下がるので、演奏の合間にも調律をすることがしばしばあります。)

ピアノの中身を見たことのある方は、ピアノの音が鳴る仕組みは、弦をハンマーで叩くことだということをご存知かと思います。サントゥールはまさにピアノの中身が表面にそのまま出てきたような形です。
手に持った撥で直接弦を叩くという演奏方法は、アナログなピアノを演奏しているイメージです。

サントゥール演奏写真

現代音楽では、グランドピアノのふたを開けて、その中の弦を押さえたり、マレットで叩くという奏法がありますが、マレットで叩く様子などまさにサントゥールを連想します。
楽器同士が時代を超えて繋がっている、と私は感じます。

サントゥールの仲間は東西に広く分布しており、ヨーロッパにはダルシマー、ツィンバロムなどがあり、中国には陽琴という楽器があります。

 

気になるサントゥールの音色ですが、箏の音が一番近いように思います。
サントゥールの音を聴くと、不思議とどこか懐かしい感じがする、という方が多いです。

サントゥール演奏動画

私は18分8秒あたりから登場します。

☆サントゥールレッスンについて☆

現在(2015年9月)サントゥールの生徒さんも募集いたしております。
見学は随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。まずは楽器に触れてみてください♪